ひょうご歴史的建築物セミナー「国際観光資源としての文化財」が開催されます。

3jo_flyer_rgb_main・    (↑画像をクリックすると、pdfファイルが開きます。)

ぜひご参加ください。(事前申し込み要。定員に達し次第、締切。)
詳しくは または →→

 

“昭和16年に淡路島、洲本市に建築された「国登録有形文化財」の近代和風住宅が、この秋(10月1日)より、その優れた建築、環境を活かし、伝統的文化や歴史を国内外の多くの方に体験し学んでいただける観光資源として蘇ります。
持続可能な有形・無形文化財の維持・継承の一つのあり方を学ぶ貴重な機会として、ここへ至った経緯や思いを、新たに所有者となり、再生に尽力された高山傑氏にうかがいます。
洲本での見学会と、神戸でのセミナーの2本立てとなっておりますので、是非ご参加下さい。”

H2O淡路 H25.2月例会 開催報告

平成25年2月10日、H2O淡路の定例会を開催しました。
7名の出席のもと、創業文化三年の坪内壷山園にて坪内様より茶道・茶室の基礎についてお話を伺い、併せて茶道具等についても学びました。
また、創業時の坪内壷山園建替え時の棟札も見せて頂きました。

研修内容

1. 坪内様より茶道・茶室の基礎について学びました。

茶道と禅宗のつながり、一期一会の精神
茶事と茶会 茶事の為の茶室
建てられた茶室によって使用する道具が変わる(例:逆勝手等)

2. 床の間について

お茶室で必ず最初に拝見する場所
無双釘は原則センター(ただし現代の人の身長を考慮してもよい)
花釘の高さの原則 365 (3尺6寸5分)

3. 茶道具について

道具は畳の上で使用するものである
贋作は中にお茶が入っているかで見分ける事ができる
古色仕上げや修理について
古い軸は2枚に分けることができるものもある・・・等々

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打合せ事項

1.世話人より地区世話人会の報告

第11回ヘリテージマネージャー大会 開催日決定 6/1(土)神戸
淡路ブースについては、沼島まちづくり協議会(奥井氏)等よりパネル展示等を出典する。

地区懇談会4/7(日)いざなぎ神宮予定3

全国大会10/19 予定

年報第10集3000円~3500円になる見込み

 

 

H2O淡路 H25.1月例会 開催報告

平成25年1月13日、H2O淡路の定例会を開催しました。
10 名の出席のもとに黒田建具店(南あわじ市)で木製建具について学びました。
その後亀井製瓦所(南あわじ市)にて瓦の製造及び鬼瓦の製作について学びました。

「和の匠」より木製建具を学ぶ

黒田建具店様より木製建具について学びました。

障子の材料の種類・仕入れ・乾燥・加工について。
和紙からワ-ロン紙への変っていった。
現状は和室が減り建具店も減少している。住宅は既成建具になっている。

「和の匠」より瓦を学ぶ

亀井製瓦所様より瓦について学びました。

燻し瓦専門製作所なので、燻しについて焼きあがった後のブタンの入れ具合については各社いろいろ違いがあり、仕上がりが違ってくる、また、黒燻し瓦は温度が高く、ブタンの量等が違いコストがどうしても高くつく。

鬼瓦については、瓦の土(板帯)から全て手作業でおこなわれ、道具等も見せて頂いた。

打合せ事項

1.世話人より報告

全国大会については兵庫開催は中止となりました。

2.現在進行中の申請関係について確認

今後 見学会と打合せ会とは各月ごとに行う方がいいのではないか。

H2O淡路 H24.12月例会 開催報告

平成24年12月16日、H2O淡路の定例会を開催しました。

10名の出席のもとに伊弉諾神宮境内で移築工事中の茶室、明日庵(みょうにちあん)を見学。
その後「鼓や」にて打合せ協議と忘年会を行いました。

明日庵を見学

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9月の例会でも実施されましたが今回はその続きということで、伊弉諾神宮境内で移築工事中の明日庵を見学させていただきました。

約100年前、裏千家12代又玅斎宗匠の指導により建てられたこの茶室は、二畳台目下座床、炉は台目切りです。

H2O淡路のメンバーでもあり、大工として携わられている江戸さんから細部にいたるまで解説を聞くことができました。

再利用できるものとできないものの判別、また新設する際にはいかに古びたものと調和するように工夫するかなど、それらの難しさや面白さを感じました。

茶室の内部空間はやはり独特で、工事途中でありながら凛とした緊張感がありました。
建設された大正時代初期頃、津名町では志筑を中心に茶道がかなり盛んだったようです。

千利休を生んだ堺の対岸にこうして茶の湯が広まったのもなにかの縁、その当時の茶室がこうやって後世に伝えられていくのはとても意義のあることだと思いました。

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その後の打合せと忘年会

1. 世話人より連絡と報告 IMG_0856

・第11回ヘリテージマネージャー大会(H25.6.1)の基本計画について連絡
日時、場所、タイムスケジュール、会場レイアウトなど現在決まっている事柄について
淡路地区から出展予定の内容を打合せ、確認

2. 川上彰氏のペン画を参加者で拝見

H2O淡路 H24.11月例会 開催報告

平成24年11月18日、H2O淡路の定例会を開催しました。

6名の出席のもとに浄泉寺を見学し八一表具美術店では表具について学びました。
その後外町消防分団2階にて打合せ協議いたしました。

浄泉寺を見学

洲本市で火災消失した寺院が完成しました。
古建築を対象とした会ですが、寺院建築の伝統様式を現代にどう取り入れるかと言うことで見学をさせていただきました。

寺院としては狭小敷地に上手く配置され、しかも納骨堂・客殿・庫裏などの動線も良く、快適寺院建築です。
寺院の固定観念から脱却した設計者の思いっきりを感じました。

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「和の匠」より表具を学ぶ

八一表具美術店様より表具について学びました。7

襖の下地・・・紙・骨組み
襖の寸法の取り方・襖への記載方法
襖縁について・・・種類・取付け方など
取っ手など
襖の仕事の時代変遷
道具談義・・・・特に刷毛について

 

 

 

その後の打合せ

1. 世話人より報告4

・第12回ヘリテージ委員会121027の議事録の報告
・「ひょうごヘリテージ年報第10集」について
・世話人の寄稿・・・砂田氏・錦野氏
・作品募集  修繕の図面など該当物件がないか協議

2. 次回定例会の日時、担当者の確認

3. 川上彰氏のペン画を参加者で拝見しました。

・H2O淡路として うまく活かせないか協議
・まずコピーデーター化してはどうか