今回は、神崎郡神河町の指定文化財になっている春日神社の脇堂屋根改修工事の見学と銀の馬車道交流館および神河町粟賀地区の町並み見学を行った。
では、みんなで境内へ!
この脇堂は、桧皮葺が施されていて、屋根工事業者の代表から説明を受けながら、
弟子たちが流れるような作業を披露してくれた。
単純な作業であるが単純な作業であるが故に作業効率は職人の腕次第で仕上がり具合もごまかしが利かないという難しいものである。
色んな作業ポイントを聞きながら既に葺き終えている部分を見せていただいた。
その後、場所を移動して銀の馬車道交流館へと足を運び、日本発の高速産業用道路
としての歴史や銀にまつわる町並み形成の歴史などを勉強し、古い町並みが残り、
現在、景観形成地区の指定を目指しているのまちなみ散策をした。
この地区も若い後継者が不足しており、徐々に当時の面影を残す建物が
解体されているそうだ。
古くても良い物は、残して活用すれば、地域を活性化出来る筈だ。
少しでも多くの方に保存の重要性を伝えていかなければならないと改めて思った。
投稿:衣川幸文(HM8)