神戸市立御影公会堂は、神戸市合併前の旧御影町の公会堂として昭和8年に竣工した近代建築で、戦災による内部焼失からの復興を経て、阪神淡路大震災時には避難所になるなど、長く地域の歴史を刻んできました。将来的な活用については市が態度を明確にしない状態が長く続いていたなか、ようやく昨年秋に改修工事が発表され、この4月から1年間休館して工事が行われることになりました。
この改修工事を記念し、こうした歴史的建築物が使い続けられていく事例が、今後さらに広まっていくことを期待して、見学会とセミナーを行います。 ※見学会は定員に達したため申込みを締め切りました。ご了承ください。セミナーは受付中です。(3/15現在)
見学会では、現在公開されていない場所を含め、改修前の状態を見ることのできる最後の機会、講演では、同じ設計者の建築紹介のほか、地元の方の保存への思いも伺います。
今回再生活用をおこなう神戸市や、他の歴史的建築物の所有者を応援する会になればと考えていますので、平日夕方の開催となりますが、ぜひご参加お願いします。
なお、この会はNPO法人H2O神戸と公益社団法人日本建築家協会(JIA)兵庫地域会との共同開催となります。
開催概要
日時:2016年3月30日(水)見学会17:00〜 講演18:00〜20:30(予定)
会場:神戸市立御影公会堂大ホール
参加費:一般1,000円 学生500円 申込み先着順で受付。
3/24までに、メール(jia-hyogo@h9.dion.ne.jp)またはFaxで申込みください。(建築CPD単位希望の場合は、CPD No. を記入。)
※ 申込み先に間違いのないようご注意ください。
https://www.facebook.com/npo.h2okobe/