兵庫県ヘリテージマネージャー修了者向け 実践演習コース① 【登録文化財申請のための調査、書類作成習得】 受講者募集のご案内

登録文化財申請のための調査、書類作成のノウハウを習得することを目的に、以下のとおり実践演習コースを開催します。

1 開 催 日 平成26年9月27日(土)、10月18日(土)19日(日)、11月15日(土)
2 会  場
9/27、11/15:神戸市中央区内(会場は受講決定者に追ってお知らせ)
10/18~19 :豊岡市城崎町内の建物(1泊2日の合宿研修)
調査予定建築物は、「新かめや」及び「極楽寺本堂」を予定
3 受 講 料 3,000円(全3回分)
※別途、会場までの往復交通費、駐車場代及び食費は参加者負担とさせていただきます。
4 受講資格 原則、兵庫県ヘリテージマネージャー養成講習会修了者
※兵庫県ヘリテージマネージャー養成講習会未修了者(実測演習が補講対象の者)も可
全日程出席できる人
5 募集人員 18名 (3名を1班として、6班体制で演習を行います。)
6 カリキュラム
別紙 受講申込書を参照してください
7 申込期間平成26年8月2日~8月19日
(結果については8月25日頃に通知する予定です。)
なお、応募多数の場合は、抽選にて受講者を決定します。
8 申込方法
受講申込書に必要事項を記載の上、ひょうごヘリテージ機構H2O講習部会あてに電子メールにてお送りください。
9 そ の 他
補講対象者は本コースの該当講座の受講により、未受講の講義(実測演習)を充足することができます。また、カリキュラムの詳細は受講者あてに別途お知らせします。
共催:兵庫県教育委員会、神戸山手大学

第1回 全国ヘリテージマネージャーネットワーク協議会総会

昨年10月の建築士会茨城大会で設立された「全国ヘリテージマネージャーネットワーク協議会」の第1回大会が開催され、兵庫県からは下記の2名が参加しました。
ひょうごヘリテージ機構 代表世話人 沢田 伸
(社)兵庫県建築士会ヘリテージ委員会 委員長 小林賢一

◆ 総会概要
日時:平成25年2月2日(土)13:00~17:00
場所:(社)東京建築士会・(株)日本建築センター会議室
出席者:52名
・地域ネットワーク 7団体(ひょうごヘリテージ機構 他)
・賛同団体 建築士会 29団体(兵庫県建築士会 他)
・個人 1名 後藤 治(東京士会会員 工学院大学教授)
・オブザーバー 建築士会他 7団体
・全国ヘリテージマネジャーネットワーク協議会運営委員会 3名
・日本建築士会連合会 三井所会長
(この会議は文化庁の補助を受け、交通費が支給されたため、全国各地から多くの参加者が集まりました。)

◆ 総会次第
◇ 開会
挨拶 運営委員長 後藤 治
挨拶 日本建築士会連合会会長 三井所清典
司会 兵庫ヘリテージ機構 沢田 伸
◇ 第1部
○ アンケート結果の報告(全国の現状)
養成講習会を開始した団体の現状と課題の報告(動機、問題点 等)
【群馬建築士会】
平成24年度群馬県歴史的建造物の保全・活用専門家養成講座(第1期)について
【岡山県建築士会】
「歴史的建造物保全・活用促進事業創設」について
○ 既存ネットワークの活動紹介(ネットワークの役割と課題 等)
【KOMO(古材文化の会伝統建築保存・活用マネージャー会)】
【ひょうごヘリテージ機構】
【静岡県ヘリテージセンター(SHEC)】
ヘリテージマネージャーの新しい取り組み
【熊本県建築士会】
九州地区における歴史的建造物の被災調査・復旧支援のしくみづくり

第1回 全国ヘリテージマネージャーネットワーク協議会総会
ひょうごヘリテージ機構の活動紹介の様子

◇ グループ懇談
第1部のアンケート結果・各団体の報告を受け、7・8名のグループで懇談
◇ 第2部
○ 意見交換
・各グループから懇談結果の報告
・上記報告に基づく意見交換
(テーマ)
人材育成について
活動ネットワークの構築について
協議会の役割と課題について
平成25年の活動計画について(協議会の運営、全国HM大会など)
平成25年活動計画書には『協議会創設後1年目の活動としては、身の丈に合ったものとし継続性を視野に入れつつ、当面の目標である「人材育成の全国展開と活動組織構築の支援」を図っていく』とありました。

「第1回全国ヘリテージマネージャー大会」及び「第2回総会」は、今年秋の建築士会全国大会(島根県)に合わせて開催を検討しています。
・まとめ
◇ 閉会

兵庫県近代和風建築総合調査協力

平成23年度から、兵庫県教育委員会文化財課の協力依頼を受け、兵庫県ヘリテージマネージャーが、調査協力を実施。

近代和風建築とは

明治元年から昭和20年までに建築された建築物のうち、

  1. 伝統的様式や技法で建てられた木造建造物
  2. 一部洋風の様式や技法が用いられているが、主に伝統的様式や技法で建てられた建造物

調査の目的

県内の近代和風建築の所在確認とその評価

  1. 保存すべき指定・登録文化財を抽出する基礎資料
  2. 地域に身近な資産を周知する材料として活用

平成23年度の調査報告

  1. 悉皆調査:39名の調査員委嘱による84日間の調査。
    調査員以外のヘリテージマネージャーからも多数の情報提供を受ける。
    あわせて7,540件。
  2. 詳細調査:12名の調査員を委嘱し、延べ20日間で4件の調査。