兵庫県ヘリテージマネージャー養成講習会について
時代は今や、スクラップ アンド ビルドからストック活用へと移行し、循環型社会においては、既存の価値ある建造物(地域に親しまれた歴史的文化遺産)を活用し、まちづくりに活かしていくことが求められます。
このような、地域に眠る歴史的文化遺産を発見し、保存し、活用し、まちづくりに活かす能力を持った人材を「ヘリテージマネージャー(歴史文化遺産活用推進委員)」と呼びます。震災を経験した兵庫県では、このような人材の養成を目的として、平成13(2001)年度より、全国に先駆けて「ヘリテージマネージャー養成講習会」を開講しています。
現在、兵庫県ヘリテージマネージャー(歴史文化遺産活用推進員)養成講習会は、2年に1度開催しております。第14期から受講資格の拡大やカリキュラムのさらなる充実などの変更を実施し、その後も時代の変化に合わせて少しずつ講習会と講習内容は変化してきています。
2025年度は養成講習会を開催せず、第19期養成講習会は、2026年に開催する予定です。(2年に1度の開催)
なお、開催年のスケジュールについては、概ね5月1日~31日にメールで受け付け、応募多数の場合は抽選を行って受講者を決定し、7月中旬に開講しています。参考までに過去の募集要項とカリキュラムほか詳細を掲載します。
皆さまのご参加お待ちしています。
第18期募集要項とカリキュラム⇒(PDFファイル)


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※参考までに、過去の講習会の募集要項とカリキュラムを掲載しています。
(参考)第14期 養成講習会 募集要項(PDFファイル)
(参考)第14期 養成講習会 講座概要(PDFファイル)
(参考)13期までの兵庫県ヘリテージマネージャー養成講習会カリキュラム
| 科 目 | 細 目 | 時 間 数 |
講 座 名 ( 内 容 ) |
|
| 総 括 指 導 | 1 | オリエンテーション | ||
| 講義 | ヘリテージ マネージャーの基礎知識 |
修復概論 | 12 | 修復概論(保存修復・保護行政及び保存事業の歴史と修理手法の考え方) |
| 法規・補助等 | 建築基準法の歴史・現行建築基準法と文化財修理 | |||
| 文化財保護法概説・各種補助事業 | ||||
| 兵庫の文化財 | 兵庫の文化財(兵庫県内の文化財) | |||
| ヘリテージ マネージメント |
歴史的文化遺産の転用・活用のマネージメント | |||
| 歴史的文化遺産を生活に活かすマネージメント | ||||
| 建築修復の 技法・工法 |
構造形式・名称 | 12 | 伝統的建築物の技法 | |
| 耐震構造設計 | 文化財建造物と耐震補強 | |||
| 伝統建築物の工法 | 伝統的建築物の工法について | |||
| 近現代建築物の工法 | 近現代建築物の工法について | |||
| 環境計画 (町づくり関係) |
文化財と防災 | 8 | 文化財と防災 (文化財の「知恵」を活かした防災計画) |
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| 歴史的環境の整備 | 歴史環境の整備 | |||
| 環境景観 | 田園聚楽 | |||
| まちづくり活動史 | まちづくり活動史(兵庫県内のまちづくり活動の発展経緯・これからの方向性) | |||
| 講 義 計 | 32 |
|
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| 演習 | 演習Ⅰ (登録文化財) |
登録文化財調査 | 8 | 調査実習 |
| 報告 | 手続き、調査の仕方・成果のまとめ方 | |||
| 演習Ⅱ (指定文化財) |
県内現場の視察 | 8 | 文化財保護事業事例視察 | |
| 現場演習 | 県指定文化財修理現場を使用しての演習(調査法・修復法) | |||
| 演習Ⅲ (町づくり) |
私の好きな町並み | 10 | 歴史を活かしたまちづくり事業事例 | |
| アート・ マネージメント |
アート・マネージメント活動事例 | |||
| 私が見つけた 登録文化財 |
受講者が県内の歴史的建造物を発見、他の受講者に説明 | |||
| 演 習 計 | 26 |
|
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| 討 議 | 1 | 提出レポートをもとに、討論、研修会のレビュー | ||
| 合 計 | 60 |
|
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※ 講座の内容は、都合により変更することがあります。
養成講習会の実施状況
ヘリテージマネージャー養成講習会の実施状況等は次のとおりです。
| 期 | 申込者数 | 受講者数 | 令和2年6月1日現在の | |
| 修了者数 | ヘリテージマネージャー登録者数 | |||
| 第1期 | 108 | 42 | 42 | 41 |
| 第2期 | 88 | 30 | 30 | 28 |
| 第3期 | 80 | 30 | 29 | 24 |
| 第4期 | 88 | 30 | 30 | 29 |
| 第5期 | 57 | 30 | 30 | 29 |
| 第6期 | 60 | 30 | 30 | 30 |
| 第7期 | 84 | 30 | 27 | 26 |
| 第8期 | 40 | 30 | 29 | 26 |
| 第9期 | 36 | 34 | 34 | 32 |
| 第10期 | 42 | 30 | 28 | 20 |
| 第11期 | 41 | 40 | 28 | 28 |
| 第12期 | 27 | 25 | 16 | 11 |
| 第13期 | 38 | 35 | 24 | 12 |
| 第14期 | 49 | 38 | 31 | 20 |
| 第15期 | 46 |
46 |
35 | 24 |
| 合計 | 884 | 500 | 443 | 380 |
| 平均倍率1.77倍 | 登録者数/受講者数=76% | |||
※ 青字は確定数です。
兵庫県ヘリテージマネージャー登録の要件
- 指定されたすべての講義(60時間)を受講し希望すれば、「兵庫県ヘリテージマネージャー」として、兵庫県教育委員会に登録されます。
- 受講者の都合により講義等を欠席した場合には、次期講習会において欠席した講義を受講するか、もしくは、あらかじめ認められた代替活動等を実施すれば、指定されたすべての講義を受講したとみなされます。
ヘリテージマネージャー養成講習会の様子
近現代建築物の工法について 講義
重要文化財円教寺鐘楼修理工事現場演習 重要文化財一乗寺本堂修理現場演習
宿南家住宅 演習






